2008年04月21日

聖書 ゼパニヤ書 3章

聖書 ゼパニヤ書 3章

3 逆らっている者,自分を汚している者,圧制の都市は災いだ! 2 彼女は声に聴き従わなかった。懲らしめを受け入れなかった。エホバに依り頼まなかった。自分の神に近づかなかった。3 その中にいる君たちはほえたけるライオン,その裁き人たちは朝まで[骨を]しゃぶることのなかった夕べのおおかみであった。4 その預言者たちは不遜であり,不実の人々であった。その祭司たちも聖なるものを冒とくし,律法に対して暴虐を働いた。5 エホバはその中にあって義であり,何ひとつ不義を行なわれなかった。朝ごとにご自身の司法上の定めを示してゆかれた。夜明けにそれが欠けることはなかった。それなのに,不義の者は少しも恥を知らなかった。

6 「わたしは諸国民を断ち滅ぼした。その隅の塔は荒廃した。わたしはその街路を荒らして,そこを通る者が絶えるようにした。その都市は荒廃して人がいなくなり,住む者がいなくなった。7 わたしは言った,『あなたはきっとわたしを恐れ,懲らしめを受け入れるであろう』と。これは,彼女の住まいが断たれることのないようにするためであった―このすべてについてわたしは彼女に言い開きを求めなければならない。まことに彼らは,そのすべての行ないにおいて滅びをもたらすことに速やかであった。

8 「『ゆえに,わたしが獲物に向かって立ち上がる日までわたしを待て』と,エホバはお告げになる,『わたしの司法上の決定は,諸国民を集め,わたしがもろもろの王国を集め寄せて,その上にわたしの糾弾を,わたしの燃える怒りをことごとく注ぐことだからである。わたしの熱心の火によって全地はむさぼり食われるのである。9 その時わたしはもろもろの民に清い言語への変化を与える。それは,すべての者がエホバの名を呼び求め,肩を並べて[神]に仕えるためである』。

10 「エチオピアの川の地方から,わたしに懇願する者たち,[すなわち]わたしの散らされた者たちの娘がわたしのもとに贈り物を携えて来る。11 その日,あなたはわたしに対して違犯をおかしたそのすべての行ないのゆえに恥じることはないであろう。その時わたしは,ごう慢に勝ち誇る者たちをあなたの中から除き去るからである。あなたは二度とわたしの聖なる山でごう慢になることはない。12 そしてわたしは必ずあなたの中に,謙遜でへりくだった民を残す。彼らはまさにエホバの名に避け所を得るであろう。13 イスラエルの残っている者たちは,何も不義を行なわず,偽りを語らず,その口にたばかりの舌が見いだされることもない。彼らは食物を得,まさに身を伸ばして横たわり,[これを]おののかせる者はいないのである」。

14 シオンの娘よ,喜びの叫びを上げよ。イスラエルよ,歓呼せよ。エルサレムの娘よ,心のかぎり歓びかつ歓喜せよ。15 エホバはあなたに対する裁きを取り除かれた。あなたの敵を退けてくださった。イスラエルの王エホバがあなたの中におられる。あなたはもはや災いを恐れない。16 その日エルサレムに向かってこう言われる。「シオンよ,恐れてはいけない。あなたの手を垂れ下がらせてはいけない。17 あなたの神エホバがあなたの中におられる。強大な方であり,救いを施してくださる。歓びを抱いてあなたのことを歓喜される。その愛のうちに沈黙される。幸福な叫びを上げてあなたのことを喜ばれる。

18 「[あなたの]祭りの時に共にいることができないで悲嘆に打ちひしがれていた者たちをわたしは必ず集める。彼らはあなたと共にいることができなかった。[シオン]のゆえにそしりを忍んでいたためである。19 見よ,わたしはその時,あなたを苦しめるすべての者に対して行動する。わたしは足のなえている者を救い,散らされている者を集め寄せる。そうして彼らを,その辱めを受けたすべての地において賛美また名として立てる。20 その時,すなわちわたしがあなた方を集め寄せるその時に,わたしはあなた方を連れて来る。あなた方の目の前に捕らわれ人たちを連れ戻す時,わたしはあなた方を,地のすべての民の中で名とし,賛美とするのである」と,エホバは言われた。
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聖書 ゼパニヤ書 2章

聖書 ゼパニヤ書 2章

2 集い寄れ,そうだ,集合せよ,恥辱にも青ざめることのない国民よ。2 法令が[何も]産み出さないうち,[その]日がもみがらのように過ぎ去ら[ないうち],エホバの燃える怒りがあなた方に臨まないうち,エホバの怒りの日があなた方に臨まないうちに,3 地の柔和な者たち,[神]の司法上の定めを守り行なってきたすべての者たちよ,エホバを求めよ。義を求め,柔和を求めよ。恐らくあなた方はエホバの怒りの日に隠されるであろう。4 ガザは見捨てられた[都市]となり,アシュケロンは荒れ果てた所となるのである。アシュドド,人々はこれを真昼に追い出し,エクロンは根こぎにされるであろう。

5 「海の地方に住む者たち,ケレト人の国民は災いだ! エホバの言葉はあなた方を責める。ああ,カナン,フィリスティア人の地よ,わたしはあなたをも滅ぼして,そこに住む者を絶えさせる。6 そして海の地方は,牧草地,羊飼いのための井戸と羊のための石囲いのある所となる。7 こうしてそこはユダの家の残っている者たちのための地域となるのである。そこで彼らは食物を得る。彼らはアシュケロンの家々で夕べに身を伸ばして横たわる。その神エホバが彼らに注意を向け,その捕らわれ人たちを必ず連れ戻すからである」。

8 「わたしはモアブのそしりと,アンモンの子らのののしりの言葉とを聞いた。それをもって彼らはわたしの民をそしり,その領地に対して大いに高ぶった。9 それゆえ,わたしが生きているとおり」と,万軍のエホバ,イスラエルの神はお告げになる,「モアブはソドムのように,アンモンの子らはゴモラのようになる。いらくさの所有する所,塩の坑,荒れ果てた所となって定めのない時に至るのである。わたしの民の残っている者たちは彼らの物を奪い取り,わたしの国民の残りの者は彼らを所有する。10 これが,その誇りの代わりに彼らの持つところとなる。彼らが万軍のエホバの民をそしり,これに対して大いに高ぶったからである。11 エホバは彼らに畏怖の念を抱かせる。地のすべての神々を必ず衰退させるからである。そして民は,各々その所から[神]に身をかがめる。諸国民のすべての島々が[そのようにする]。

12 「あなた方,エチオピア人もまた,わたしの剣によって討ち殺される民となる。

13 「また[神]はその手を北に伸ばして,アッシリアを滅ぼす。そして,ニネベを荒れ果てた所,荒野のように水のない地域とする。14 そしてその中では,家畜の群れが,国のすべての野生の動物が身を伸ばして横たわるのである。ペリカンもやまあらしも,まさにその柱頭の間で夜を過ごす。窓には鳴きつづける声がある。敷居は荒れすさんだままである。腰板まで必ずあらわにされるからである。15 これが,安らかに座して,その心に,『わたしがいる。ほかにだれもいないのだ』と言っていた歓喜の都市である。彼女はいかに驚きの的,野生動物が身を伸ばして横たわる所となったことか。そこを通る者はみな口笛を吹き,手を振るであろう」。
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聖書 ゼパニヤ書 1章

聖書 ゼパニヤ書 1章

1 ユダの王アモンの子ヨシヤの時代に,ヒゼキヤの子アマルヤの子ゲダリヤの子クシの子であるゼパニヤに臨んだエホバの言葉:

2 「わたしは必ずいっさいのものを地の表から絶やす」と,エホバはお告げになる。

3 「わたしは地の人と獣を絶やす。天の飛ぶ生き物と海の魚を絶やし,またつまずきとなるものを邪悪な者たちと共に[絶やす]。わたしは人を地の表から断ち滅ぼす」と,エホバはお告げになる。4 「またわたしは,ユダに対し,エルサレムのすべての住民に対してわたしの手を伸ばす。そして,バアルの残っている者たち,すなわち異国の神の祭司たちの名をその祭司たちと共にこの場所から断ち滅ぼす。5 また,屋上で天の衆群に身をかがめている者たち,身をかがめてエホバに誓いを立て,かつまたマルカムにかけて誓いを立てている者たちを,6 さらに,エホバに従うことをやめてエホバを求めず,これに問い尋ねることをしなかった者たちを[断ち滅ぼす]」。

7 主権者なる主エホバのみ前で沈黙せよ。エホバの日は近く,エホバは犠牲を調えられたからである。[神]は,ご自分が招いた者たちを神聖にされた。

8 「そして,エホバの犠牲の日に,わたしは,君たち,王の子たち,またすべて異国の装いを身に着けている者に注意を向けることになる。9 また,すべてその日に壇に登って来る者,自分の主人の家を暴虐と欺きで満たす者たちに注意を向ける。10 また,その日にはこれがある」と,エホバはお告げになる。「すなわち,“魚の門”からは叫び声,第二地区からは泣きわめく声,丘からは物のぶつかり合う音である。11 泣きわめけ,マクテシュに住む者たちよ。商い人であるそのすべての民は沈黙させられたからである。銀を量り出す者はみな断ち滅ぼされた。

12 「またその時,わたしはともしびを携えてエルサレムをくまなく捜すことになる。そして,自分の滓の上で固まっている者たち,その心のうちで,『エホバは善いことをしてくれないが,悪いことをもたらすわけでもない』と言っている者たちに注意を向ける。13 そして,その者たちの富は必ず略奪され,その家々は荒れ果てることになる。そして,彼らは家を建ててもそこに住むことはなく,ぶどう園を設けてもそのぶどう酒を飲むことはない。

14 「エホバの大いなる日は近い。それは近い。しかも非常に急いでやって来る。エホバの日の響きは悲痛である。そこでは,力ある者も叫び声を上げる。15 その日は憤怒の日,苦難と苦もんの日,あらしと荒廃の日,闇と陰うつの日,雲と濃い暗闇の日,16 角笛と警報の日であり,防備の施された都市を攻め,隅の高い塔に攻め寄せる。17 こうしてわたしは人々に苦難を臨ませる。彼らは必ず盲人のように歩き回るであろう。エホバに対して罪をおかしたためである。そして,彼らの血はまさに塵のように,そのはらわたは糞のように注ぎ出される。18 その銀も金もエホバの憤怒の日には彼らを救い出すことができない。[神]の熱心の火によって全地はむさぼり食われる。[神]は地に住むすべての者の滅び,まさに恐るべき[絶滅]をもたらすからである」。
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聖書 ハバクク書 3章

聖書 ハバクク書 3章

3 哀歌による預言者ハバククの祈り: 2 エホバよ,わたしはあなたに関する報告を聞きました。エホバよ,わたしはあなたのみ業に恐れを抱くようになりました。

[その]年月の間にどうかそれをよみがえらせてください。[その]年月の間にそれを知らせてくださいますように。激高の時にも,憐れみを示すことを思い起こしてくださいますように。

3 神は自らテマンから来られた。聖なる方がパラン山から。セラ。

その尊厳は天を覆い,その賛美で地は満たされた。

4 [その]輝きはまさに光のようになった。そのみ手には,そこから[進み出る]二筋の光線があり,その強さはそこに秘められていた。

5 そのみ前を疫病が進み,燃える熱病はその足もとから出るのであった。

6 [神]は立ち止まった。地を揺るがすためであった。[神]は見た。そして諸国民を躍り上がらせた。

また,とこしえの山々は打ち砕かれた。定めなく保つ丘も身をかがめた。遠い昔の足どりはその方のものである。

7 害をもたらすものの下にわたしはクシャンの天幕を見た。ミディアンの地の天幕布は動揺するようになった。

8 エホバよ,それは川に対してなのですか。あなたの怒りが燃えたのは川に対してなのですか。あなたの憤怒は海に対するものなのですか。あなたは馬で乗り進まれたのです。あなたの兵車は救いとなりました。

9 あなたの弓は覆いを外されてあらわになります。諸部族の立てた誓い,それが述べられた言葉です。セラ。あなたはまた,川をもって地を裂いてゆかれました。

10 山々はあなたを見,激しい痛みを持つようになりました。水の雷雨が通りました。水の深みがその音を立てました。それはその手を高くもたげたのです。

11 太陽は,月は,その高大な住みかで静止しました。あなたの矢は光のように進みました。あなたの槍の稲妻は輝き照らすものとなりました。

12 糾弾しつつあなたは地を行進してゆかれました。怒りを抱いて諸国民をからざおで打ってゆかれました。

13 そしてあなたは,ご自分の民の救いのため,あなたの油そそがれた者を救うために出て行かれました。邪悪な者の家からその頭たる者を打ち砕かれました。土台はその首のところまでむき出しにされました。セラ。

14 彼の戦士たちがわたしを散らそうとしてあらしのように動きだした[時],あなたは彼自身の杖で彼らの頭を刺し通されました。そのうれしがるさまは,苦しめられた者を隠れた所でむさぼり食おうとしている者のようでした。

15 あなたは海を,広大な水の高まりを馬で踏み進まれました。

16 わたしは聞き,わたしの腹は動揺しはじめました。その音のゆえにわたしの唇は震えました。腐れがわたしの骨の中に入りはじめました。自分のこうした状況の中でわたしは動揺しました。それは,苦難の日を,民を攻め打とうとして彼が上って来る[時]を静かに待つためでした。

17 いちじくの木が花をつけず,ぶどうの木に実がならなくても,オリーブの木が不作に終わり,段丘が全く食物を産み出さなくても,羊の群れが全くおりから絶え,囲いの中に牛の群れがいなくなっても,

18 それでもわたしは,ただエホバにあって歓喜し,わたしの救いの神にあって喜びにあふれます。

19 主権者なる主,エホバはわたしの活力です。わたしの足を雌鹿の[足]のようにしてくださり,わたしの高い所を踏み進ませてくださるのです。

わたしの弦楽器の指揮者へ。
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聖書 ハバクク書 2章

聖書 ハバクク書 2章

2 わたしは自分の見張り所にずっと立ち,堡塁の上にずっと身を置いている。わたしは終始見守っている。わたしによって[神]が何と話されるか,わたしに対する戒めに自分がどのように答えるかを見るためである。

2 するとエホバはわたしに答えてこう言われた。「[この]幻を書き記し,[それを]書き板の上にはっきりしたためて,朗読する者がそれを流ちょうに[読める]ようにせよ。3 [この]幻はなお定めの時のためのものであり,終わりに向かって息をはずませてゆくからである。それは偽ることはない。たとえ遅れようとも,それを待ちつづけよ。それは必ず起きるからである。遅くなることはない。

4 「見よ,彼の魂は増長した。それは彼の内にあって廉直ではなかった。しかし,義なる者は自分の忠実さによって生きつづける。5 そして実に,ぶどう酒が不実な働きをするために,強健な男子はうぬぼれを抱く。そして彼は自分の目標を遂げ得ない。自分の魂をシェオルのように広くし,死と同じように飽くことのないその者は。だが彼は,あらゆる国民を自分のもとに集め,すべての民を自分のもとに集め寄せてゆく。6 それらの者たちは,そのすべてが,彼にあてて格言的な言い回しをし,彼に向けてやゆや当てこすりを[述べ]ないだろうか。そして人はこう言うであろう。

「『自分のものではない物を増し加えている者―それはいつまでのことなのか―自分の負いめを重くしている者は災いだ! 7 あなたに利息を要求する者たちがにわかに起こり立ち,あなたを激しく揺さぶる者たちが目覚めて,あなたはまさに彼らが略奪するところとなるのではないか。8 あなたが多くの国民から奪い取ったので,もろもろの民の残っている者たちすべてもあなたから奪い取る。人の血を流したゆえ,また地,町,そこに住むすべての者に対する暴虐のゆえである。

9 「『自分の巣を高い所に設け,それにより災いの手中から救われようとして自分の家のためによこしまな利得を得ている者は災いだ! 10 あなたは自分の家に対して恥ずべきことを,多くの民を断ち滅ぼすことを助言した。あなたの魂は罪をおかしている。11 城壁の中から石が悲しげに叫び,木組みの部分から垂木がそれに答えるのである。

12 「『流血によって都市を建てている者,不義によって町を固く据えた者は災いだ! 13 見よ,もろもろの民がただ火のために労しつづけ,もろもろの国たみがただむなしく疲れ果てるのは万軍のエホバによることではないか。14 水が海を覆うように,地はエホバの栄光を知ることで満ちるのである。

15 「『自分の友に飲ませ,[それに]激怒と怒りとを含ませ,[彼らを]酔わせてその恥じ所を見ようとする者は災いだ! 16 あなたは必ず,栄光ではなく不名誉に満たされる。あなた自身も飲め。そして,無割礼の者とみなされるがよい。エホバの右手の杯があなたのもとに回って来る。あなたの栄光の上には恥辱が臨む。17 レバノンに[加えられた]暴虐があなたを覆い,獣たちに臨んでこれをおびえさせる貪りが[あなたに臨む]からである。それは,人の血を流したゆえ,また地,町,そこに住むすべての者に対する暴虐のゆえである。18 彫刻像は,それを作る者が彫刻したところで一体何の益になったのか。鋳物の像は,そして偽り事を教え諭す者については[どうか]。その形をこしらえた者がそれに依り頼み,口のきけない無価値な神々を作ったとしても。

19 「『木切れに向かって,「さあ,目覚めよ」と言い,ものを言わない石に向かって,「目を覚ませ。これが諭しを与える」と言う者は災いだ! 見よ,それは金や銀に包まれてはいても,その中には全く息がない。20 しかし,エホバはその聖なる神殿におられる。全地よ,そのみ前に沈黙せよ!』」
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聖書 ハバクク書 1章

聖書 ハバクク書 1章

1 預言者ハバククが幻で示された宣告: 2 エホバよ,いつまでわたしは助けを叫び求めなければならないのですか。そしてあなたは聞いてくださらないのですか。[いつまで]わたしは暴虐からの救助を呼び求め,そしてあなたは救ってくださらないのですか。3 有害な事柄をわたしに見させ,あなたが難儀をただ見ておられるのはどうしてですか。また[なぜ]奪い取ることや暴虐がわたしの前にあり,[なぜ]言い争いが起こり,[なぜ]抗争が続いているのですか。

4 そのために律法は鈍くなり,公正が施行されることは全くありません。邪悪な者が義なる者を取り囲んでいるため,そのために公正は曲げて施行されます。

5 「あなた方は諸国民の中で見よ。眺めよ。驚き惑って互いを見つめよ。驚き惑うがよい。あなた方の日になされる業があるからである。それが細かに話されたとしてもあなた方は信じないであろう。6 今わたしは,カルデア人を,無情で血気にはやる国民を起こすからである。それは地の広く開けた所に行って,自分のものではない住みかを手に入れようとする。7 それは恐るべき[国民]であり,畏怖の念を抱かせる。その者からは,それ自身の公正と尊厳とが出て行く。8 また,その馬はひょうより速く,夕暮れのおおかみよりどう猛であった。そして,その乗用馬は地面をけった。遠くからその乗用馬はやって来る。それらは,[何かを]食べようとして急ぐ鷲のように飛んで来る。9 その全体が,ただ暴虐のためにやって来る。彼らの顔が集まると,それは東風のようである。それは捕らわれ人を砂のように寄せ集める。10 またそれは,王たちをもあざける。高臣たちさえ,それにとっては笑い物となる。それは,防備の施された所をもすべてあざ笑い,塵を積み上げてこれを攻め取る。11 その時,それはまさに風[のように]進み,進んで行ってまさしく罪科を負う。それが持つこの力はその神による」。

12 エホバよ,あなたは遠い昔からおられる方ではありませんか。わたしの神,わたしの聖なる方,あなたは死なれることがありません。エホバよ,あなたは裁きのためにそれを置かれました。岩なる方よ,戒めるためにそれの基を据えられたのです。

13 あなたは悪を見るには目があまりに浄く,難儀を見ていることがおできになりません。あなたが不実に振る舞う者たちを見ておられるのはどうしてですか。邪悪な者が自分より義にかなった者を呑み込んでいるのにただ沈黙しておられるのは[どうしてですか]。14 また[なぜ]地の人を,治める者のいない海の魚のように,はうもののようにされるのですか。15 そのすべてを彼は釣り針で連れ上りました。自分の引き網で連れ去って行きます。自分の魚捕り網でこれを集めるのです。こうして彼は歓び,喜びに満たされています。16 こうして彼は自分の引き網に犠牲をささげ,魚捕り網に犠牲の煙をくゆらせるのです。それらによって彼の受け分は油ののったもの,その食物は滋味豊かなものとなるからです。17 そのために彼は自分の引き網の中身を空け,少しの同情も示さずに絶えず諸国民を殺すことになるのでしょうか。
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聖書 ナホム書 3章

聖書 ナホム書 3章

3 この流血の都市は災いだ。彼女はただ欺き[と]強奪とに満ちている。獲物は去っては行かない! 2 むちの音と車輪のごうごうたる響きとがある。そして,突進する馬と躍り上がる兵車。3 馬上の騎手,剣の炎,槍の稲妻,討ち殺された多数の者,大量の死がい。死体は果てしなく続く。彼らはその死体の中で幾度もつまずく。4 これは,この売春婦のおびただしい売春行為のためである。それはあでやかさで魅惑する[者],呪術の女王,その売春によって諸国民を,その呪術によってもろもろの家族をわなに掛けている者である。

5 「見よ,わたしはあなたを攻める」と,万軍のエホバはお告げになる。「わたしはあなたのすそをあなたの顔にかぶせて,諸国民にあなたの裸を,もろもろの王国にあなたの不名誉を見させる。6 またわたしは嫌悪すべきものをあなたの上に投げ,あなたを卑しむべき者とする。あなたを見ものとするのである。7 そして,すべてあなたを見る者は,あなたから逃げ去って,必ずこう言うであろう。『ニネベは奪い取られた! だれが彼女に同情を寄せるだろうか』。わたしはどこにあなたの慰め手を求めようか。8 あなたは,ナイルの運河のほとりに座していたノ・アモンに勝るのだろうか。水が彼女の周りを囲み,その富は海,その城壁は海からであった。9 エチオピアはその満ち満ちた偉力,またエジプトも[そうであった]。しかもそれに限りはなかった。プトとリビア人もあなたにとって助力となった。10 彼女も流刑となる身であった。彼女は捕らわれとなった。その子供たちも街頭のいたるところで打ち砕かれた。その栄光ある者たちに関して彼らはくじを引き,その大いなる者たちはすべて足かせを掛けられた。

11 「あなたも酔いしれる。隠されたものとなる。あなたも敵を防ぐためのとりでを求めるであろう。12 あなたの防備を施された所はみな,熟した初物をつけたいちじくの木のようである。揺すられると,それは食らう者の口の中に落ちるのである。

13 「見よ,あなたの民は,あなたの中にあって女たちのようだ。敵に対してあなたの土地の門は必ず開かれる。火がまさにあなたのかんぬきをむさぼり食う。14 攻囲に備えて自分のために水をくめ。あなたの防備の施された所を強くせよ。泥の中に入れ。粘土の中で踏みつけよ。れんがの型を握れ。15 そこでも火があなたをむさぼり食う。剣があなたを切り断つ。それはいなご類のようにあなたをむさぼり食う。あなたの数をいなご類のように非常に多くせよ。あなたの数をいなごのように非常に多くせよ。16 あなたは自分の商い人を天の星の数より多くした。

「いなご類は,まさに自分の皮を脱ぐ。そののち飛び去って行く。17 あなたの番兵たちはいなごのようだ。あなたの徴兵官たちはいなごの群れのようだ。彼らは寒い日には石囲いの中で宿営している。太陽が輝き出るだけで,彼らはまさに逃げて行く。そして彼らがどこにいるかその居所は全く分からない。

18 「アッシリアの王よ,あなたの牧者たちは眠りこけてしまった。あなたの威光ある者たちはその屋敷の中にとどまっている。あなたの民は山々の上に散らされ,これを集め寄せる者はいない。19 あなたに臨む大変災からの安らぎはない。あなたの打ち傷はいえることのないものとなった。あなたに関する知らせを聞く者は皆,あなたに向かって必ず手をたたく。なぜなら,あなたの悪を絶えず身に受けなかった者がだれかいるだろうか」。
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聖書 ナホム書 2章

聖書 ナホム書 2章

2 散らす者があなたの顔の前に上って来た。防備を施した所の守りを固めよ。道を見張れ。腰を強くせよ。大いに力を増し加えよ。

2 エホバは必ず,イスラエルの誇りのように,ヤコブの誇りを集めるのである。奪い去る者たちが彼らから奪い去ったからである。そして,彼らの若枝を損なった。

3 [神]の力ある者たちの盾は赤く染められている。[その]活力ある者たちは深紅で装っている。[神]が備えをする日,その戦車は鉄[の装備]の火を伴う。ねずの木[の槍]はわなないた。4 街路では戦車が狂ったように駆け巡る。公共広場を右へ左へ突き進む。その様はたいまつのようである。それらは稲妻のように疾駆する。

5 [神]はその威光ある者たちを思い出される。彼らは歩きながらつまずく。彼らはその城壁に急ぐ。防柵をしっかり固めねばならない。6 河川の水門は必ず開けられ,宮殿もまさに崩れ落ちる。7 そして,事は定められた。彼女はあらわにされた。彼女は必ず運び去られる。その奴隷女たちははとのような声を上げてうめき,繰り返しその心臓を打ちたたく。8 そして,ニネベは,[存在しはじめた]ころから水の溜め池のようであった。彼らは逃げて行く。「立ち止まれ! あなた方は立ち止まれ!」 だが,引き返す者はいない。

9 あなた方は銀を強奪せよ。金を強奪せよ。整え置かれた物は限りないからである。あらゆる望ましい品々が大量にある。

10 空虚とうつろ,荒廃させられた[都市]! そして心は溶け入り,ひざはよろめき,激しい痛みがすべての腰にある。彼らすべての顔は[興奮の]ほてりをつのらせた。11 ライオンのねぐら,たてがみのある若いライオンの洞はどこなのか。ライオンはそこを歩き,中に入り,ライオンの子はそこにいる。[これを]おののかせる者はいなかった。12 ライオンは自分の子らのために十分にかき裂き,自分の雌ライオンたちのために絞め殺すのであった。また,自分の穴を獲物で,その隠れ場を,かき裂いた動物で常に満たしていた。

13 「見よ,わたしはあなたを攻める」と,万軍のエホバはお告げになる。「わたしは彼女の戦車を煙の中で焼きつくす。また,あなたの,たてがみのある若ライオンたちを剣がむさぼり食う。そしてわたしはあなたの獲物を地から断つ。あなたの使者たちの声はもはや聞かれない」。

聖書 ナホム書 1章

聖書 ナホム書 1章

1 ニネベに対する宣告。エルコシュ人ナホムの幻の書。

2 エホバは,全き専心を要求し,復しゅうをされる神である。エホバは復しゅうをしておられ,激しい怒りを宿しておられる。エホバはご自分の敵対者たちに復しゅうしておられ,敵する者たちに憤りを抱いておられる。

3 エホバは怒ることに遅く,力の大いなる方である。だが,処罰を控えることをエホバは決してされない。

破壊的な風とあらしとの中にその道があり,群雲はその足のほこりである。

4 [神]は海を叱りつけておられ,またそれを干される。そして,すべての川を干上がらせてしまわれる。

バシャンとカルメルは枯れ,レバノンの花も枯れ落ちた。

5 山々は[神]のゆえに激動し,もろもろの丘も溶けてゆくのであった。

また,地はみ顔のゆえに隆起する。産出的な地も,またそこに住むすべてのものも[同様]である。

6 その糾弾に面してだれが立ち得ようか。また,その燃えるみ怒りにだれが立ち向かえるだろうか。

その激しいみ怒りはまさに火のように注ぎ出され,もろもろの岩も[神]のゆえにまさしく引き倒される。

7 エホバは善良であられ,苦難の日のとりでとなられる。

そして,ご自分のもとに避け所を求めて来る者たちを知っておられる。

8 また,通り過ぎて行く洪水によって,[神]は彼女の居所を全く滅ぼし絶やされる。闇がその敵を追跡するであろう。

9 あなた方はエホバに逆らってどんなことを考え出すのか。[神]は全き絶滅をもたらされるのである。

苦難は二度と生じない。

10 いばらのように絡み合い,小麦酒によるかのように酔いしれていようとも,彼らは乾ききった刈り株のように必ずむさぼり食われる。

11 エホバに逆らって悪事を考え出し,無価値な事柄を勧める者があなたの中からまさに出る。

12 エホバはこのように言われた。「形が全く整っている者たち,そのような者たちが数多くいるとしても,その姿のまま彼らは断たれることになる。そして人はそこを通り過ぎるのである。こうしてわたしは必ずあなたを苦しめ,もはやあなたを苦しめなくてよいようにする。13 それで今,わたしは彼の担ぎ棒をあなたの上から折り,あなたに掛けられたたがを引きちぎる。14 また,あなたに関してエホバはこう命じた。『あなたの名の中からはもはや何もまかれない。あなたの神々の家からわたしは彫刻像や鋳物の像を断ち滅ぼす。わたしはあなたのために埋葬地を整える。あなたが取るに足りない者であったからである』。

15 「見よ,山々の上に,良いたよりを携えて来る者,平和を言い広める者の足がある。ユダよ,あなたの祭りを祝え。あなたの誓約を果たせ。どうしようもない者が再びあなたの中を通ることはないからである。その者はそっくり断たれることになる」。
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聖書 ミカ書 7章

聖書 ミカ書 7章

7 惨めなことに,わたしは夏の果実を集めたもののように,ぶどうの採り残しを拾い集めたもののようになった。わたしの魂が欲するような,食べられるぶどうの房,早なりのいちじくはない。2 忠節な者は地からうせ,人の中に廉直な者はいない。そのすべては,流血を求めて待ち伏せする。彼らは,そのすべてが引き網を携えて自分の兄弟を捕らえようとする。3 [その]手は悪事の上にある。[それを]うまく行なおうとする。君たる者は[何事かを]求め,裁きを行なう者は報いを求めて[それを行ない],大いなる者は自分の魂の,まさに自らの渇望を語っている。彼らはそれを織り交ぜる。4 彼らの最も善良な者はおどろに似ており,最も廉直な者もいばらの垣根に勝らない。あなたを見守る者の日,あなたに注意の向けられる[日]が必ず来る。今や彼らのろうばいが起きる。

5 仲間を信じてはいけない。腹心の友をも信頼してはいけない。あなたの懐に寝る女に対して口を開くことにも用心せよ。6 息子は父を軽んじ,娘はその母に逆らい,嫁はそのしゅうとめに逆らっているからである。人の敵はその家の者たちとなっている。

7 しかしわたしは,終始エホバに目を向ける。わたしの救いの神を待ち望もう。わたしの神は聞いてくださる。

8 わたしに敵する女よ,わたしのゆえに歓んではいけない。倒れたとしても,わたしは必ず起き上がる。闇の中に住んでいても,エホバがわたしの光となってくださる。9 エホバの激しい怒りをわたしは忍ぶ―わたしは罪をおかしたからである―わたしに関する法的な訴えを処理して,わたしのために公正をなし遂げてくださるまでは。[神]はわたしを光の中に携え出してくださる。わたしはその義を見る。10 そして,わたしに敵する者も[それを]見るが,恥辱がこれを覆うであろう。彼女はわたしに向かって,「彼は,あなたの神エホバは,どこにいるのか」と言っていたからである。わたしの目は彼女を見る。今や彼女は踏みにじられる所となり,街路の泥のようになる。

11 あなたの石壁を築く日,その日,布告は遠くに離れている。12 その日,彼らはアッシリアやエジプトの諸都市からあなたのところまでやって来る。エジプトから川に至るまで,海から海,山[から]山に至るまでが。13 だがその地は,そこに住む者たちのゆえ,その行ないの結実のゆえに必ず荒れ果てた所となる。

14 あなたの民をご自分の杖で牧してください。あなたの相続財産である羊の群れ,独り離れて森の中,果樹園の中に宿っていた者を。昔の日のように彼らにバシャンとギレアデで草をはませてください。

15 「あなたがエジプトの地から出て来た日のように,わたしは彼に驚嘆すべき事柄を見させる。16 諸国民は見て,自分たちのすべての強大さについて恥じる。彼らは[その]手を口に当てる。その耳も聞こえなくなる。17 彼らは蛇のように塵をなめる。地の爬虫類のように身を震わせながらその堡塁から出て来る。わたしたちの神エホバのもとにわななきながらやって来る。そして彼らはあなたに恐れを抱く」。

18 だれかあなたのような神がいるでしょうか。ご自分の相続財産である[民の]残りの者のためにそのとがを赦し,違犯を見過ごしておられるのです。永久にその怒りを保たれるようなことはありません。愛ある親切を喜びとされるからです。19 わたしたちに再び憐れみを示してくださいます。わたしたちのとがに打ち勝ってくださるでしょう。またあなたは彼らのすべての罪を海の深みに投げ込まれます。20 あなたはヤコブに[示された]真実さを,アブラハムに[示された]愛ある親切を示してくださるでしょう。昔の日以来わたしたちの父祖たちに誓われたとおりに。
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2008年04月20日

聖書 ミカ書 6章

聖書 ミカ書 6章

6 さあ,あなた方はエホバの言われることを聞くように。立って,山々に対して法的な言い分を述べよ。もろもろの丘があなたの声を聞くように。2 山々よ,エホバの法的な言い分を聞け。また,永続するものである地の基も[聞くように]。エホバはご自分の民に対して法的な言い分を持たれるからである。イスラエルに対してこう論じられる。

3 「わたしの民よ,わたしがあなたに対して何を行なったのか。また,どのようにしてあなたを疲れさせたというのか。わたしに向かって証言せよ。4 わたしはあなたをエジプトの地から携え上り,奴隷の家からあなたを請け戻したのである。そうしてわたしはあなたの前にモーセ,アロン,ミリアムを遣わした。5 わたしの民よ,どうか思い出すように。モアブの王バラクがどのように勧め,ベオルの子バラムがこれにどのように答えたかを。それは,シッテムからギルガルに至るまでのことであり,エホバの義の業が知られるようにするためであった」。

6 何を携えてわたしはエホバに向かい合おうか。[何を携えて]高みにおられる神のみ前に身をかがめようか。全焼燔の捧げ物を,当歳の子牛を携えて向かい合うのだろうか。7 幾千頭の雄羊,幾万流の油をエホバは喜ばれるのだろうか。わたしの反抗に対してわたしの初子を,わたしの魂の罪に対してわたしの腹の実を与えるのだろうか。8 地の人よ,何が善いことかを[神]はあなたにお告げになった。そして,エホバがあなたに求めておられるのは,ただ公正を行ない,親切を愛し,慎みをもってあなたの神と共に歩むことではないか。

9 都市に向かってエホバの声が呼ばわると,実際的な知恵[のある人]はあなたのみ名を恐れるようになる。聞け,むち棒[の音]を,そして,だれがそれを指示したかを。10 邪悪な者の家にはなお邪悪の宝があるのか。また,糾弾された目不足のエファ升が[あるのか]。11 邪悪な天びんと欺きの石おもりの入った袋とを持ちながら[道義的に]清くいられるだろうか。12 その富んだ者たちは暴虐に満ち,そこに住む者たちは偽りを語った。彼らの舌はその口の中にあってこうかつなのである。

13 「それでわたしとしても,必ずあなたを打って病にかからせる。[あなたは]荒廃させられる。あなたの罪のためである。14 あなたは食べるが満たされない。あなたの空虚さはあなた自身のうちにある。また,あなたは[物を]動かすが,[それを]無事に運びきることはできない。何にせよあなたが無事に運びきるものがあれば,わたしは[それを]剣に渡す。15 あなたは種をまくが,刈り取ることはない。あなたはオリーブを踏むが,自分の身に油を塗ることはない。また,甘いぶどう酒を[造るが],自分でぶどう酒を飲むことはない。16 そして,オムリの法令とアハブの家のあらゆる業とが見られる。あなた方はその計り事のとおりに歩んでいる。これは,わたしがあなたを驚きの的とならせ,そこに住む者たちに向かって口笛を吹かせるためなのである。あなた方はもろもろの民からのそしりを受ける」。
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聖書 ミカ書 5章

聖書 ミカ書 5章

5 「この時,侵入の娘よ,あなたは自分の身に切り傷をつける。彼はわたしたちに向かって攻囲を敷いた。彼らは杖をもってイスラエルの裁き人のほほを打つ。

2 「そして,ベツレヘム・エフラタ,ユダの幾千の中に入るには小さすぎる者よ,イスラエルにおいて支配者となる者があなたの中からわたしのために出る。その者の起こりは遠い昔から,定めのない昔の日からである。

3 「そのため彼は,子を産もうとする者が実際に産み終える時まで彼らを渡しておく。そして彼の兄弟たちの残りはイスラエルの子らのもとに帰る。

4 「また彼は必ず立って,エホバの力により,その神エホバの名の優越性によって牧羊の業を行なう。そして彼らは必ず住みつづける。そのとき彼は地の果てに至るまで大いなる者となるからである。5 またこの者は平和とならねばならない。アッシリア人がわたしたちの土地に入る時,その者がわたしたちの住まいの塔を踏みにじるその時,わたしたちもこれに対して七人の牧者を,いや,人の中から八人の君侯を起こさねばならない。6 そして彼らはまさに剣をもってアッシリアの地を,ニムロデの地の入口を牧する。こうして彼は必ずアッシリア人からの救出をもたらす。その者がわたしたちの土地に入る時,その者がわたしたちの領地を踏みにじるその時に。

7 「そして,ヤコブの残っている者たちは,多くの民の中にあってエホバからの露のように,草木に注ぐ豊潤な雨のようにならなければならない。それは人を頼みとせず,地の人の子らを待つこともない。8 また,ヤコブの残っている者たちは,諸国民の中,多くの民の中にあって,森の獣の中のライオンのように,羊の群れの中にいるたてがみのある若いライオンのようにならなければならない。実際に通って行く時,それはまさに踏みつけたりかき裂いたりする。救い出す者はいない。9 あなたの手は敵対する者たちの上に高く挙がり,あなたのすべての敵は断ち滅ぼされる」。

10 「またその日には」と,エホバはお告げになる,「わたしはあなたの中から馬を断ち,あなたの兵車を打ち壊す。11 また,あなたの土地の都市を断ち滅ぼし,防備の施されたすべての所を打ち崩す。12 またわたしはあなたの手から呪術を断ち,魔術を行なう者はあなたのもとからいなくなる。13 さらにわたしはあなたの中から彫像と柱を断ち,あなたはもはや自分の手がこしらえたものに身をかがめることはないであろう。14 またわたしはあなたの中から聖木を引き抜き,あなたのもろもろの都市を滅ぼし尽くす。15 そして,怒りのうち,激怒のうちに,わたしに従わなかった諸国民に対して復しゅうする」。
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聖書 ミカ書 4章

聖書 ミカ書 4章

4 そして,末の日に,エホバの家の山はもろもろの山の頂より上に堅く据えられ,もろもろの丘より上に必ず高められる。もろもろの民は必ず流れのようにそこに向かう。2 そして,多くの国の民が必ず行って,こう言う。「来なさい。エホバの山に,ヤコブの神の家に上ろう。[神]はご自分の道についてわたしたちに教え諭してくださる。わたしたちはその道筋を歩もう」。律法はシオンから,エホバの言葉はエルサレムから出るのである。3 そして,[神]は多くの民の間で必ず裁きを行ない,遠く離れた強大な国々に関して事を正される。それで彼らはその剣をすきの刃に,その槍を刈り込みばさみに打ち変えなければならなくなる。国民は国民に向かって剣を上げず,彼らはもはや戦いを学ばない。4 そして彼らはまさに,各々自分のぶどうの木の下,自分のいちじくの木の下に座り,[これを]おののかせる者はだれもいない。万軍のエホバの口が[これを]語ったのである。

5 もろもろの民は皆,それぞれ自分たちの神の名によって歩む。しかしわたしたちは,定めのない時に至るまで,まさに永久に,わたしたちの神エホバの名によって歩む。

6 「その日」と,エホバはお告げになる,「わたしは,びっこを引いていた彼女を集める。散らされていた彼女を集め寄せる。わたしが手痛くあしらったその者を。7 そしてわたしは必ず,びっこを引いていたその者を残りの者とし,遠くへ移されていたその者を強大な国民とする。そしてエホバはシオンの山においてまさに王として彼らを治める。今から定めのない時に至るまで。

8 「そして,畜群の塔,シオンの娘の土塁よ,あなたにまでそれは及ぶ。最初の支配,すなわちエルサレムの娘に属する王国は必ず来るのである。

9 「今あなたが大声で叫びつづけているのはどうしてか。あなたのうちに王がおらず,あるいはあなたの助言者が滅びてしまったために,子を産む女に臨むような激痛があなたをとらえたのか。10 シオンの娘よ,苦痛にうめけ,張り裂けよ。子を産む女のように。今,あなたは町から出て,野に宿ることになるからである。そしてあなたはバビロンまで来ることになる。そこであなたは救い出される。そこでエホバはあなたを敵の手から買い戻す。

11 「また今,多くの国の民,すなわち,『彼女を汚せ。我々の目はシオンを眺めよう』と言っている者たちがあなたに対して必ず集められる。12 しかし,その者たちはエホバの考えを知っていない。その深慮を理解していない。[神]は彼らを必ず集め寄せ,刈り取られて脱穀場に向かう一続きの穀物のようにするからである。

13 「シオンの娘よ,身を起こして,脱穀を行なえ。わたしはあなたの角を鉄に変え,あなたのひづめを銅に変えるからである。あなたは多くの民を必ずみじんに砕くであろう。禁令によって,あなたは彼らの不当な利得をまさしくエホバにささげ,彼らの資産を全地の[まことの]主に[ささげる]であろう」。
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聖書 ミカ書 3章

聖書 ミカ書 3章

3 それからわたしは言った,「さあ,聞くように。ヤコブの頭たち,イスラエルの家の司令者たちよ。公正を知ること,それがあなた方の務めではないか。2 善いことを憎んで悪を愛し,民から皮を,その骨から生肉を引きちぎる者,3 またわたしの民の生肉を食らい,その皮をはぎ,その骨を打ち砕き,広口なべにあるもののように,なべの中の肉のように[民を]押し砕いた者たちよ。4 その時,この者たちが助けを呼び求めても,エホバはそれに答えない。そしてその時,彼らから顔を隠して,彼らがその所業として行なった悪のとおりに行なわれる。

5 「わたしの民をさまよわせている預言者たち,その歯でものをかみつつ『平和だ!』と呼ばわる者,その口に[何かを]入れない者がいればその者に対する戦いを神聖にしようとさえする者たちに対して,エホバはこのように言われた。6 『このゆえに,あなた方には夜が来て,幻はなくなる。闇が来て,占いをすることはできなくなる。そして,太陽はこれら預言者たちに対してはまさに沈み,昼も彼らに対しては必ず暗くなる。7 こうして,幻を見る者たちは恥じ入り,占いをする者たちは失望させられる。そして彼らは,そのすべての者が口ひげを覆うことになる。神からの答えがないためである』」。

8 だが,このわたしのほうは,エホバの霊のもとに力に満たされ,また公正と力強さとに[満たされた]。それは,ヤコブに対しその反抗について,イスラエルに対しその罪について告げるためであった。

9 ヤコブの家の頭たる者,イスラエルの家の司令者たちよ,さあ,これを聞くように。公正を憎み嫌い,まっすぐな物事をさえすべて曲がっているとする者たち,10 流血の行為をもってシオンを築き,不義をもってエルサレムを[建てる]者たちよ。11 その頭たちはただわいろのために裁き,その祭司たちはただ代価のために教え,その預言者たちはただ金のために占いをする。それでも彼らはしきりにエホバに頼って言う,「エホバは我々の中におられるのではないか。我々に災いが臨むことはない」と。12 したがって,あなた方のゆえにシオンはただの畑としてすき返され,エルサレムは全く廃虚の山となり,その家の山は森の高き所のようになる。
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聖書 ミカ書 2章

聖書 ミカ書 2章

2 「床の上で有害な事柄をたくらんでいる者,悪を習わしにしている者は災いだ! 朝の光によって彼らはそれに取りかかる。それが自分たちの手の力のうちにあるからである。2 こうして彼らは畑を欲して[それを]奪った。また家を[欲してそれを]取った。強健な男子とその家の者たちから,人とその相続物からだまし取った。

3 「ゆえにエホバはこのように言われた。『今わたしはこの家族に対する災いを考えついている。あなた方はそれから自分の首をのけることができない。こうして,あなた方がごう慢に歩むことのないようにする。今は災いの時なのである。4 その日,人はあなた方に関して格言的な言い回しを作る。必ず嘆き,まさに嘆いて嘆きのことばを口にする。人は必ず言うであろう,「わたしたちはまさしく奪い取られた! わたしの民の受け分を[神]は変更されるのだ。[それを]いかにわたしから取り去られることか。不忠実な者にわたしたちの畑を分配されるのだ」。5 それゆえあなたには,エホバの会衆の中でくじによって綱を張る者がいなくなる。6 あなた方は[言葉を]述べてはいけない。彼らは[言葉を]述べる。彼らはこれらの事柄に関して[言葉を]述べるのではない。辱めが去って行くことはない。

7 「『ヤコブの家よ,このように言われているだろうか。「エホバの霊は不興を覚えられたのか。これがその仕打ちか」と。わたしの言葉は,廉直な歩み方をしている者には良いことを行なうのではないか。

8 「『そして昨日,わたしの民はあからさまな敵として立ち上がった。衣の前の部分から,あなた方は荘重な飾りをはぎ取る。戦いから帰る人々[のように]自信に満ちて通って行く者たちから。9 わたしの民の女たちを,あなた方は,女が無上の喜びを得るその家から追い立てる。その子供たちから,わたしの光輝を定めのない時に至るまで取り去る。10 起き上がって進んで行け。ここは休み場ではないからである。彼女が汚れた者となったゆえに破壊が臨む。[その]破壊の業は痛ましい。11 風と偽り事とによって歩む者が偽りを語って,「わたしはぶどう酒や酔わせる酒に関してあなたに[言葉を]述べる」と言ったなら,その者はまた,この民のために[言葉を]述べる者となるのである。

12 「『わたしは必ずヤコブを,そのすべてを集める。イスラエルの残っている者たちを間違いなく集め寄せる。わたしは彼らを,囲いの中の羊の群れのように,牧場の中央の畜群のように一つにならせる。そこは人でにぎわう』。

13 「突破口を作る者が必ず彼らの前に上って来る。彼らはまさに突き破る。そして彼らは門を通る。そこから出て行く。そして,彼らの王はその前を進んで行き,エホバがその先頭を行く」。
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聖書 ミカ書 1章

聖書 ミカ書 1章

1 ユダの王ヨタム,アハズ,ヒゼキヤの時代に,モレシェトのミカに臨んだエホバの言葉。サマリアとエルサレムに関して彼が幻で見たものである。

2 「聞け,もろもろの民,すべての者よ。地とそこに満ちるものよ,注目せよ。主権者なる主エホバをあなた方に対する証人とならせよ。エホバを,その聖なる神殿から。3 見よ,エホバはご自分の場所を出て行かれる。必ず下って来られて,地の高い所を踏まれるのである。4 そして,山々はその下で溶け,低地平原も引き裂かれることになる。ろうが火によるように,水が険しい所に注がれるときのように。

5 「ヤコブの反抗のゆえにこのすべてが臨む。まさにイスラエルの家の罪のゆえに。ヤコブの反抗とは何か。それはサマリアではないか。そして,ユダの高き所とは何か。それはエルサレムではないか。6 ゆえにわたしは必ずサマリアを野の廃虚の山とし,ぶどう園を設ける所とする。その石を谷に注ぎ落とし,その土台をあらわにする。7 また,その彫像はことごとく打ち砕かれ,彼女の賃銀として[与えられた]すべての贈り物は火で焼かれる。そのすべての偶像をわたしは荒れすさんだものとする。彼女は[それらを]遊女の賃銀として与えられたものの中から集めたのであり,それらは再び遊女の賃銀として与えられるものとなるのである」。

8 このゆえにわたしは泣き叫び,泣きわめく。わたしははだしになり,裸になって歩き回る。ジャッカルのように泣き叫び,雌のだちょうのように嘆き悲しむ。9 彼女の打ち跡はいやし得ないからである。それはユダにまで及び,災厄はわたしの民の門にまで,エルサレムにまで[及んだ]のである。

10 「ガトにおいてあなた方は[それを]告げ知らせてはいけない。決して泣き悲しんではいけない。

「アフラの家で,まさに塵の中で転げ回れ。11 シャフィルに住む女よ,恥ずべき裸体で越えて行け。ツァアナンに住む女は出ては行かなかった。ベト・エツェルの泣き叫びは,あなた方からそのとどまる所を取り去る。12 マロトに住む女は良い事柄を待ち望んでいたが,悪い事柄がエホバからエルサレムの門に下ったのである。13 ラキシュに住む女よ,兵車を一組の馬につなげ。彼女はシオンの娘にとって罪の初めであった。イスラエルの数々の反抗があなたのうちに見いだされたからである。14 ゆえにあなたはモレシェト・ガトに別れの贈り物をすることになる。アクジブの家々はイスラエルの王たちにとって欺きのものであった。15 マレシャに住む女よ,わたしは奪い取る者をこれからあなたのもとに至らせる。アドラムにまでイスラエルの栄光は及ぶ。16 はげをつくれ。無上の喜びであるあなたの子らのゆえに[あなたの髪の毛を]切り落とせ。あなたのはげを広くして鷲のようにせよ。彼らがあなたから離れて流刑にされたからである」。

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