1 血は生命のために肝要です。この事は遠い昔から知られてきましたが,近年の研究によって,血液が生命維持のためいかに重要な機能を果たしているかについてその理解は次第に深まっています。
1 血に関するどんな事実が,よりよく知られてきましたか。
2 人間の血を患者の体内に注入することは現代の医療において大きな地位を占めています。医療に携わる人々,また他の多くの人々も,一人の人から別の人の体に血を移し入れることを,広く受け入れられた治療法とみなしています。1 しかし,輸血を受け入れない人々もいます。それはエホバの証人たちです。
2 どんな治療法が広く受け入れられていますか。しかし,それに同意しないのはだれですか。
3 エホバの証人は生命を大切にし,それを極めて尊重すべきものとみなしています。証人たちがたばこをのまず,惑溺性の麻薬を用いず,堕胎などを求めないのも,一つにはそうした理由によります。証人たちは,生命が神聖なもの,自らのためにも自らの子供たちのためにも維持し保護すべきものであることを,聖書から学び知っています。
4 では,なぜエホバの証人は輸血に異議を唱えるのですか。死に直面してさえ守ろうとするその信念にはそれなりに道理に即した理由があるのですか。また一方で,この問題に関する証人たちの立場は,現代の医学知識また医学上の原則と全く相入れないものなのですか。
3,4 命に関して,エホバの証人は聖書のどんな見方を保っていますか。また,このことはどんな質問を提起しますか。
5 これは医業に携わるすべての方に関心を示していただける点と思います。医師は,輸血をめぐるこの問題にいつどのような事態で直面するか知れないからです。それはあり得ない事ではありません。エホバの証人は全地に200万人以上いるからです。あなたのおられる地域にもエホバの証人が住んでいることでしょう。以下は,医師の方たちに,患者としてのエホバの証人を理解していただくため,また,証人たちの見解が決して道理に外れたものではないことを知っていただくためにまとめられました。まず,証人たちの立場についてその宗教上の理由を取り上げます。次いで,17ページ以降では,関係する倫理上の問題,また専門の医師たちによる最近の発見や報告がまとめられています。それは血の使用をめぐる問題の処置に当たって役立てていただけるものと思います。
5 この出版物の目的は何ですか。また,その問題はどのように扱われますか。
6 医療に直接従事していない方たちにも,この重要な問題に目を向けていただきたいと思います。血に関してエホバの証人が取る立場は,実際には,わたしたち一人一人に関係のある権利や原則にかかわるものです。また,証人たちがどんな理由で何を信じているかを知っていただくなら,医師,法律学者,聖書の研究者たちの注目してきたこの問題に対する理解を深めていただけることにもなるでしょう。では,この問題において最も重要な要素となっているのは何ですか。
6 この問題はだれの関心を引くものですか。
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ラベル:輸血

